Archive for the ‘業務’ Category

20111205静岡県熱海市ザトウクジラ漂着2

月曜日, 12月 5th, 2011

最低限のサンプル採取の許可をいただき、DNA用表皮・脂皮・外部寄生生物
などのサンプリングを行い、科博まで届けてきました。

20111204静岡県熱海市ザトウクジラ漂着

日曜日, 12月 4th, 2011

解剖調査隊は出動しない状況だったのですが、最低限の撮影と計測は
しなければと思い、急行してきました。
体長9.5mの1歳前後のチビッコで、漂着ザトウではありがちなケースです。

20110306茨城県鹿嶋市カズハゴンドウ集団座礁

日曜日, 3月 6th, 2011

緊急事態なので応援に行っていました。
生存個体を救助するほうではありませんが、、。

セイウチ解剖

金曜日, 10月 30th, 2009

今日は終日セイウチの解剖に参加していました。
キチンと調べるため・キチンと標本を残すため・キチンと公開できるものを残すために、剥製制作的・病理学的・解剖学的な解剖となりました。
が、21時半まで作業しても終わらなかったので
残念ながら途中で帰宅し、今日は解剖学的な解剖までは届きませんでした。

20091024東京都大田区ハッブスオウギハクジラ漂着

土曜日, 10月 24th, 2009

P1020914t

日本国内ではおそらく13例目となるハッブスオウギハクジラの漂着があり、
羽田空港沖合側の岸壁での解剖調査に行ってきました。
頭蓋骨は2010年7月10日(土)~9月26日(日)開催予定の
国立科学博物館の特別展で展示されるかもしれません。

私的には0051021二宮町ハッブスオウギハクジラに引き続き、2頭目のハッブスの成熟オスとなりました。

鹿児島県南さつま市マッコウクジラ発掘

木曜日, 3月 12th, 2009

出張で、ストランディング後に埋設されたマッコウクジラの
全身骨格の掘り出しに行ってきました。
携帯でしか写真が撮れませんでしたが、
海棲哺乳類情報データベースの記事
鹿児島県南さつま市でマッコウクジラ骨格発掘もご覧ください。

p1000064

大部分は骨だけになっていましたが、胸ビレにわずかに黒皮が残り、
頭部の脳油袋はまるまる残っている状態でした。
脳油袋の上は固めのウォーターベッドのような感触で、
破れてドボンしないか心配だったのですが、最後まで大丈夫でした。

世の中には、調べたほうが良い事や残すべき標本はたくさんあります。
漂着した鯨類の死骸ももちろんそうです。
しかし大物は物理的・時間的・経済的に何もできなかったり、
放置もできず埋設されたり沈められたり、、。
そんな風に埋設された死骸でも、後を考えて埋めれば
かなりキチンと標本化ができる良い勉強になりました。

SecAd2008-3日目

木曜日, 6月 12th, 2008

終日Secondary Adaptation of Tetrapods to Life in Waterこと、
海に還った四肢動物研究のシンポのスタッフをしていました。
朝3時に起きて調査に向かった後、新宿へ向かったので
時差ボケ?で終日頭痛がとまりませんでした。

秋以降に爬虫類解剖大会の予定、のご案内と
首長竜の佐藤たまき氏には
ウミガメのブレインケースのリクエストをいただきました。

SecAd2008-2日目

火曜日, 6月 10th, 2008

終日Secondary Adaptation of Tetrapods to Life in Waterこと、
海に還った四肢動物研究のシンポのスタッフをしていました。
古生物の人達が多い学会ですが、ウミガメや鯨類も当然
「海に還った四肢動物」です。

20080430ミンククジラ解剖

水曜日, 4月 30th, 2008

あまり縁が無い、ミンククジラの解剖を終日してから打合せと
忙しい一日でした。

ハンドウイルカ解剖

火曜日, 3月 18th, 2008

今日は終日、腐敗が進んだハンドウイルカの解剖に加わっていました。
今年4頭目ですね。

私は帰路色々なニオイを身にまとっていたので、
駅で隣り合わせた盲導犬に申し訳ない事をしてしまいました。
でも鼻をヒクヒクさせながらも任務に忠実なのはさすがですね。

ハナゴンドウ搬入

木曜日, 3月 13th, 2008

ハナゴンドウを冷凍庫に納める作業があったのですが、
インフラは整っていないし不慣れだし、なんとかかんとかでした。

「イルカ」という日本語と「dolphin」という英語でのくくりは、
船や岸からの目で見た「感じ」で言っていると思います。
でも実際に持ったり運んだりの「感じ」で言うなら「イルカ」と
言えるのはミナミハンドウイルカとかカズハゴンドウまでで、
ハンドウイルカとハナゴンドウはもう別モノですね。
オキゴンドウとコビレゴンドウの間にも超えられない「ゴツさの壁」があると感じます。

*ハナゴンドウは英語ではRisso’s dolphinです。

20080229西伊豆町カズハゴンドウ漂着

金曜日, 2月 29th, 2008

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西伊豆町に、漂着していたカズハゴンドウの収容に行ってきました。
2日間にわたって下田海中水族館の皆様が確認と引き上げをして下さったので、
私は運転に徹した感じです。

存在が即、集団座礁につながるものではないでしょうが、
関東海域で見る事は稀ですし3月は要注意で過ごしたいと思います。

ハンドウイルカ解剖

木曜日, 2月 21st, 2008

みたび、、3頭目のハンドウイルカを解剖していました。
異物がつかえた個体を治療するときに手で取り除く場合がありますが、
検証してみたところ手が小さく・肘から先が長く・上腕が細い人でないと
難しいのを実感しました。一般的な成人男性はダックビルから先は無理めです。

ハンドウイルカ解剖

水曜日, 2月 20th, 2008

今日もハンドウイルカを解剖。
あまり扱わない種類なので、カマイルカやスナメリに慣れた身には
とても大きくて固太りな印象のイルカです。骨もゴツいし皮も堅い気がしました。

ハンドウイルカ解剖

火曜日, 2月 5th, 2008

午後からハンドウイルカを解剖。
順調で腰を痛めずにすんだものの、
イルカ同士のイジメの深刻さが垣間見える解剖でした。

スナメリ解剖

水曜日, 1月 9th, 2008

終日、スナメリ2頭を並行作業で解剖していました。
一人でスナメリ1頭を持ち上げて解剖台に載せたら、
久しぶりに腰を痛めてしまいました。

20070904白子町オガワコマッコウ?

火曜日, 9月 4th, 2007

今日は遅くまでオガワコマッコウ?の解剖でした。
前日に外房でライブストランディングしていた個体です。

煙幕になるウンコ、
鰓っぽい模様で、エラやアゴと無関係では無いかも知れない「偽鰓」・
変な心臓・変なヘソ周り・波動砲+巨神兵みたいな口元、
「オデコに見える部分」には
宇宙人の目+繊維質な甘食みたいなフタ+子持ち昆布を敷き詰めた小部屋が
詰まっていて、不思議な鯨類です。

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国立科学博物館新宿分館にて撮影

荒川カマイルカ解剖

金曜日, 8月 24th, 2007

今日は終日、川に迷入したカマイルカの解剖でした。
厳密には荒川ではありませんが、
生きている際に連日報道された個体と同一であるような、
ないような、、、?

カマイルカ解剖

月曜日, 6月 4th, 2007

今日は博物館で仕事の日でした。
保育園のお迎えに行くギリギリまで、
カマイルカの解剖もしてきました。

20070422かはくオープンラボ

日曜日, 4月 22nd, 2007

かはくオープンラボでイシイルカの胴体の解剖を担当しました。
実作業・解説・学生さんの指導、を同時にこなすのは
私の能力を大幅に超えている!と感じました。
終日イッパイイッパイで、イシイルカの遺体に
キチンと向き合うことができなかった気がします。