日本国内ではおそらく13例目となるハッブスオウギハクジラの漂着があり、
羽田空港沖合側の岸壁での解剖調査に行ってきました。
頭蓋骨は2010年7月10日(土)~9月26日(日)開催予定の
国立科学博物館の特別展で展示されるかもしれません。
私的には0051021二宮町ハッブスオウギハクジラに引き続き、2頭目のハッブスの成熟オスとなりました。
日本国内ではおそらく13例目となるハッブスオウギハクジラの漂着があり、
羽田空港沖合側の岸壁での解剖調査に行ってきました。
頭蓋骨は2010年7月10日(土)~9月26日(日)開催予定の
国立科学博物館の特別展で展示されるかもしれません。
私的には0051021二宮町ハッブスオウギハクジラに引き続き、2頭目のハッブスの成熟オスとなりました。
出張で、ストランディング後に埋設されたマッコウクジラの
全身骨格の掘り出しに行ってきました。
携帯でしか写真が撮れませんでしたが、
海棲哺乳類情報データベースの記事
鹿児島県南さつま市でマッコウクジラ骨格発掘もご覧ください。
大部分は骨だけになっていましたが、胸ビレにわずかに黒皮が残り、
頭部の脳油袋はまるまる残っている状態でした。
脳油袋の上は固めのウォーターベッドのような感触で、
破れてドボンしないか心配だったのですが、最後まで大丈夫でした。
世の中には、調べたほうが良い事や残すべき標本はたくさんあります。
漂着した鯨類の死骸ももちろんそうです。
しかし大物は物理的・時間的・経済的に何もできなかったり、
放置もできず埋設されたり沈められたり、、。
そんな風に埋設された死骸でも、後を考えて埋めれば
かなりキチンと標本化ができる良い勉強になりました。