7月16日の産卵巣
の孵化率調査を行い、
76匹のアカウミガメが海へ旅立った事を確認できました。
高温乾燥ぎみな場所のせいか、やや孵化率は悪いです。
今回は外形は正常なアルビノが1個体、孵化前に死亡していました。
Archive for the ‘産卵’ Category
20130913茅ヶ崎市アカウミガメ孵化調査
金曜日, 9月 13th, 201320130831茅ヶ崎市アカウミガメ孵化脱出
土曜日, 8月 31st, 2013少なくとも3回は冠水した7月10日の産卵巣から多数の稚ガメの脱出を確認しました。
1匹を除き、迷わず海に向かっていました。
20130806茅ヶ崎市アカウミガメ孵化脱出
火曜日, 8月 6th, 20136月1日の産卵巣から、数匹の稚ガメの脱出を確認しました。
みな、ほぼ迷わず海に向かっていました。
20130716茅ヶ崎市アカウミガメ産卵上陸
火曜日, 7月 16th, 201320130710平塚市アカウミガメ上陸
水曜日, 7月 10th, 201320130710茅ヶ崎市アカウミガメ産卵
水曜日, 7月 10th, 201320130706逗子市ウミガメ上陸
土曜日, 7月 6th, 201320130601茅ヶ崎市アカウミガメ産卵
土曜日, 6月 1st, 201320120906藤沢市アカウミガメ孵化脱出
月曜日, 9月 3rd, 20127月16日の産卵巣で、
トラクターとホイールローダーのワダチに惑わされて、大半の小ガメが
岸と並行に迷走していましたが、何とか旅立って行きました。
20120903アカウミガメ孵化脱出
月曜日, 9月 3rd, 20127月13日の産卵巣で、
豪雨に足跡が消されていましたが巣穴は陥没しており、小ガメ達が旅立って行きました。
20120716藤沢市アカウミガメ産卵上陸
月曜日, 7月 16th, 201220120716鎌倉市アカウミガメ上陸~Uターン
月曜日, 7月 16th, 201220120713茅ヶ崎市アカウミガメ産卵上陸
金曜日, 7月 13th, 201220120710大磯町アカウミガメ産卵上陸
火曜日, 7月 10th, 201220110814アカウミガメ産卵上陸
日曜日, 8月 14th, 2011
ボディピットを埋めずに残しているので、産卵せず帰ったようです。
20110722アカウミガメ上陸
金曜日, 7月 22nd, 201120110707アカウミガメ上陸
木曜日, 7月 7th, 2011葉山町アカウミガメ産卵~孵化~脱出(編集中)
木曜日, 10月 29th, 2009
8月3日
葉山町役場から連絡をいただき、葉山公園わきに上陸したウミガメの卵の確認に行きました。
卵の有無を掘り起こして確認する時は、産卵巣が乾いたり熱くなりすぎないように水や霧吹きを持ってゆきます。
このウミガメは葉山公園の石垣に突き当たり、一度は海に戻りかけていましたが、
石垣が途切れる場所で何とか産卵してゆきました。
9月4日
8月中は漂着したウミガメ死骸の解剖調査と埋設に追われ猛烈に忙しく、
あまり訪れる事ができませんでした。
柵は卵確認後に葉山町の産業振興課に設置していただきました。
かながわ海岸美化財団と下請け業者さんにも連絡をとり、重機清掃などの留意をお願いしました。
県土木事務所には葉山町の産業振興課から連絡をとっていただきました。
10月5日
そろそろ孵化がはじまる頃なので、深い轍などがあれば埋めるつもりでしたが、砂浜は平穏です。
10月8日朝
台風18号(MELOR)の猛威により、産卵巣は冠水したあとでした。
あまり長時間冠水せず卵の流出は起きていないようでした。
時期的には子ガメの大半は孵化を終え、卵黄を体内に吸収しつつウダウダしている頃だと思います。
10月9日朝
台風も去り、産卵巣の前に打ち寄せられたゴミもわずかだったので、
両脇へ寄せて子ガメの道を開けておきました。
10月10日朝
自発的に始まったビーチクリーンで、産卵巣のそばにゴミが集積され始める。
まずいなあ、と思いつつも台風後の片付けに戻る。
10月11日早朝
様子を見に行ってみると、産卵巣の前にゴミが山積みにされてしまっていた。
これではせっかく台風を生き延びた子ガメが出てきても、海まで行けない。
片付けたいが台風後の対応で時間がない。実に悔しい。
10月12日朝
片付けに来てみると、すでに誰かがゴミを寄せてくれていた。
産卵巣を良く見ると、子ガメが数匹はい出たあとがあるが海へは続いておらず、
鳥の足跡の中で消えてしまっている。右往左往しているうちに喰われてしまったようだ。
意外な方向に迷い出て干からびたり、人に踏まれる子ガメはいるものだ。
慎重に探してみると、ゴミに阻まれてひっくり返っている子ガメが1匹だけ生きていた。
真昼の浜を歩かせるわけにもいかず、波打ち際で放すと波に負けないいきおいで
泳ぎ始めた。貴重なフレンジーの時間は残っていたようだ。
徹底的にゴミ山を移動し、傾斜を工夫して子ガメがゴミ山に向かわないようにした。
ゴミ山が月明かりをさえぎらない工夫もしたが、子ガメの目線は低いので難しい。
10月28日夕方
12日以後脱出は無く海も穏やかになったので、日暮れ前に掘り返し孵化調査を始める。
また、終息した頃でも瀕死の残され子ガメはいるものなので、退避穴を掘り犬避けを周知する。
ところが予想以上に、冠水を耐えて生き埋め状態の子ガメが多く、退避穴をひろげることに。
生きていた13匹の子ガメは日没を待って解放しましたが、一番元気な個体でも自力で水際までは行けませんでした。
結局、子ガメのナビ能力獲得には悪そうですが水際で解放しましたが、
波を乗り越えて泳ぐ力もなく、この子ガメ達は「約束の地」へたどりつくこと無く死んでしまうでしょう。
まとめ
孵化率は9割5分と、このうえなく上々でした。
脱出成功率が低く、孵化後に死んでいる子ガメが多かったのは台風による冠水のせいだと思います。
数十年ごとに大きな台風が海岸をかき回してゆくのは自然の事なので、
ヤマが外れた産卵巣がこうなるのはしょうがない事です。
時期や場所をずらして何回か産卵するのがウミガメの戦略なので、
ヤマが当たった本隊が元気でいると良いですね。
20080910三浦市アカウミガメ孵化率調査
水曜日, 9月 10th, 20086月2日の産卵巣の孵化率調査を実施してきました。
まだ脱出していない稚ガメが出てくると困るので、
対応可能なように夕方から掘り始めました。
案の定、弱った稚ガメ2匹がいたのですが日暮れを待たずに
死んでしまいました。
孵化率は上々でした。