Science at Sea

定置網の垣網に、ガス膨満状態のザトウクジラが引っかかっていました。

かながわ海岸美化財団から連絡をいただき
確認に急行しましたが、表皮・頭部・胸ビレなどが脱落しており、
種判定はできませんでした。
漂着日は6日で良いようです。
20100302横須賀市ミンククジラと感じは似ていますね。

20171223追記
その後のDNA分析でザトウクジラと確定しています。

巡回エリア外ですが、急行して藤田さんと撮影計測とサンプリングをしてきました。
メス未成熟、体長7.8m、網による圧痕があり、6日朝に館山市内の定置網で混獲された
個体と同一と思われます。

網代から伊豆山にかけてザトウクジラが漂流していたのですが、
20日に海洋投棄となりました。

巡回エリア外ですが、おおごとなので急遽出動してきました。
最後の写真のボトルは、突如始まったオシッコを受け止めたものです。

いつも鵠沼でストランディング通報を下さるフジタさんから電話をいただき、
急行し確認したところスジイルカでした。
厳密にはやや沖を漂流していたのをサーファーが岸まで運んだ、という状況でした。
かながわ海岸美化財団にはトラクターで仮置き場まで運んでいただきました。
神奈川県立生命の星・地球博物館に収容していあｔだき、解剖する予定でしたが、
車が用意できないとの事でしたので急遽、国立科学博物館に収容していただき、
夜12時まで、脳を取りだすまでの解剖を行いました。
肺・気管・食道・脳などに病変が見つかり、主因は病でサメ咬傷は結果なのだと思います。